困ったカラスを考える
私が環境問題に関心を持ったきっかけは、杉並区が主催したセシオンクリエイティブスクール「困ったカラスを考える」を受講したことである。マンションの周囲で朝早くから騒々しく啼き、ごみを食い散らかすカラスに関心があったのである。すなわち、「困ったカラスを考える」と言う表題から日常生活に害を与えるカラスをどうするか?と言う単純な発想で講座に参加したが、10回の講座では人間とカラスの関わりを歴史的、宗教的、地理的、生態学的、社会的など多方面から追求し、カラスとどう付き合うべきかを考える非常にダイナミックな企画であることを学び、大量生産、大量消費、大量廃棄からの脱出について考える出発点となった。
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